布団の中で。。
今年最強の寒気が日本列島にかかってるという。
ついこの前までの暖かかった正月に比べ、先週からぐっと冷えてきて、自分が住んでる地方も朝から雪が吹雪いている。
昨日までの間に、先週月曜日に降り積もった雪は大夫溶けてきてたのに、また路面真っ白である。
こういう時って布団の中にいることがとても幸せで、もうこのままずーーっと寝ていたい気持ちにさらされる。
寒さをしのげる家があり、暖かい布団に身を包んでいられるという、この単純なことがほんとありがたいことだと思う。
先日、旅番組を見ていたら、島をふらっと旅行するシーンを見た。
なにもないけれど、自然の美しさに感動し、美味しいものを食べ、人の暖かさに触れ、心が和む。そんなゆったりとした時間が流れていく1日。
なんかそういう「1日」という時間をぜいたくに過ごすという感覚が、今の自分にはとてもあこがれる。
別に旅をしたいということではなく、あたりまえにあるこの時間を、誰にも急かされることなく自分の時間として、意のままにゆっくり過ごしたいのである。
今の社会。なんでも効率、期間短縮が叫ばれ、たしかに便利になったものの、そのことが逆に時間に対して人をより多く拘束されることとなり、果たしてほんとに世の中良くなっているといえるのだろうかと疑問に感じる時がある。
今この日しかない1日という時間を、常に仕事などで追い立てられるように生きていかなければならないとしたら、わずかな自分の時間があまりにも貴重で「なにかしないと」という気持ちとなり、結局時間に追い立てられ、あっというまに1日が終わってしまう。
そしてそれが繰り返される。
そのことに刺激を感じる人も多いと思われるし、そのことが社会を支え、作りだしている側面があるわけで、今の社会状況をけっして否定するものではないが、少なくとも自分自身はそういう生き方を望んでいないんだと思う。
今日は雪である、寒いしゆっくり家でのんびり過ごそう。今日は暖かいしあれをしよう、これをしよう。
このように自分の時間を主体的に過ごしたい
そのように過ごしていけるようにするにはどうしたらよいのか
朝から布団の中で考えてみる。
今も布団の暖かさに包まれているこの時間に幸せを感じながら。。。