NHKの「新・映像の世紀」を見た
今年はスタートから市場は大波乱の幕開けであったものの、3月という決算期を迎え、ようやく株価もかなり回復してきたところである。
自分の保有株も、未だに回復途上の銘柄は多数あるものの、それでもなんとか持ちこたえているといった状況下にある。
しかし、いまだに世界を見渡してみても不安定要因が多い。
IS、北朝鮮、米大統領選、中国バブル崩壊、ヨーロッパ難民問題、、、、ほかにも話題がゴロゴロしている。
かくいう日本だって、社会全体が不穏になってきている。
毎日のように事件、事故が起きているが、社会全般における制度の疲弊や歪みが一気に出てきているようでもある。
不安をあげれば正直きりがない。
かつて放送された同タイトルのリニューアル版であるが、同番組を見ていると、幸せというのはさして長く続かず、どちらかというと不幸な歴史が繰り返して起きているのがわかる。
さらに、同番組の影響を受けてしまい、その後寝る前にネットで「9.11同時多発テロ」、「3.11東日本大震災」についてのユーチューブの動画を見た。
今でも鮮明にその時の状況を記憶していたけれど、改めて見てみると、いかに悲劇で悲惨であったか考えさせられる。
そして、その日は地下鉄サリン事件から21年が過ぎた日でもあった。
もし、自分がいま同じ状況に立っていたらどう思うだろうか。
せめて「自分の人生、幸せだった」と一瞬でも思って死ぬことはできるだろうか。
こういう自分だけではどうにもならない場面に予期せず遭遇してしまうことが時として起こりうるわけで、そういう状況に出くわして不運にも死んでしまう可能性は、自分にもそして誰に対してもいつもすぐそばにある。
意図せず強制的に自分の人生が「GAME OVER」となってしまう危険性。
こういうことを心の片隅で意識しながら、今を精一杯楽しむなり満足して生きていかないと、そういった場面に不運にも出くわした時、きっと後悔してしまうことだろう。
将来も大事であるが、今も大事なのである。
そのことを改めて強く認識する機会となった。
1日1日を無駄なく生きていきたい
そう思った。