誰も助けに来てくれない職場
「窓口に来るお客さんにものすごい怒られて、ただただ1時間黙ってた。
その間、誰も周囲のものは助けに来てくれなかった。
とても怖い人で、たびたび来るたびに毎回怒鳴り散らす人なんだよね。
何も起きないよう波音立てないように、すんなりと帰ってもらうように今はしてるんだ。
怖くて、なにもできないし、それにかかわるの嫌だしさ。。。」
自分が上司と話した時の上司の言葉の一コマです。
いわゆる「クレーマー」みたいな人がたびたび来て、暴言を洗いざらい言ってきて毎回トラブルになっているとの話になったときに、このような「クレーマー」たるものに対して、どうして毅然とした対応ができないのか、話題になったことが発端でした。
おそらく、上司の言葉は本音なのでしょう。
誰だって、脅迫めいた言葉で、怒鳴り散らされたら、たまったものではありません。
そして、上司はそういう経験があったというのです。
自分はそのこと自体は、同情します。
おそらく自分もそういう場面に出くわしたら、やはりたじろいでしまうことでしょう。
そして、相当の孤独感と、恐怖感でいっぱいとなることでしょう。
ひょっとしたら、人間不信、そして鬱にまでなるかもしれません。
上司のことは、そういう意味で気の毒と思うほかありません。
ですが、ここで大きな疑問がわきます。
なぜ、そのような状況になって、誰も助けが来なかったのでしょうか。
こういうトラブル時に組織的に対応する方法はなかったのでしょうか
私としては、むしろこのことが相当問題ではないのかと思いました。
話を聞いていくうちにわかったのは、どうも会社の組織自体が全体的に「ことなかれ」主義ではないかということでした。
すなわち、トラブルが起きたとしても、基本見て見ぬふり。
後はトラブルが終わった後、自分に危害が起きぬよう、適当に振る舞うのみ。
なんかそんなことが透けて見えるのでした。
自分は今、仕事を続けるか辞めるかの決断の時期に来ています。
そしてこのような時に、上記のような話を聞いてしまいました。
私がトラブルに合っても誰も助けには来ない、ということを暗に示されたように思いました。
つまり、運に左右され、そういう場面に出くわしたら、一人でなんとかきりぬけろ、、ということ。。
なんのための上司であり、組織なのか。
外見や体裁や名声ばかりは立派で、実は肝心な時には大して動いてくれない上司や職場
私はとても疑問を持つようになってしまいました。
いずれにしろ、決断まで残りわずかです。
このなかで、自分の気持ちに新たな変化はあるのでしょうか。
自分になにかあっても誰も助けに誰も来てくれない職場、頼りにならない上司
今その気持ちが、頭の中を反芻しています。