何をもって足りるのか見失わずに生きていきたい
「もうまもなく定年だしなぁ
どうやって生活していこう
やっぱりいろいろお金使うし、病院にも通うことにもなるだろうしなぁ
やっぱり再就職しないとダメだよなぁ」
こういう話を上司から昼休みとなると毎回聞かされています。
たしかにそういう不安がよぎる年だとは思うけど、、、
朝早くに出勤して、残業もこなして、ある程度の地位にいるのだから、お金もさぞかし溜まっているだろうし、少しのんびりするという選択肢もあっていいんじゃない?
私よりまだいろいろ年金なりなんなり恵まれているのだし。。
その話を聞くたびに私はいつもそう考えていました、、、
しかし話を聞いていると、どうやらお金は溜まっていないらしい。。
溜まったストレスを発散させるため、給料が入る度にパチンコに消費して、ライブに全国あちこち行き来し、ネットオークションでなんでもかんでも興味あるのを買いまくり、コミュニケーションといっては飲み会にあちこち顔を出す。
それでいて肥大している生活費を面倒くさいといって見直そうともしない。。
これでは給料が入ったらすぐ使いきってしまい、お金が足りなくなるでしょうね。。
私より上の世代は、なんらかんらいっていまだバブル・大量消費のような人が多いのかもしれません。。
だからこそなのですが、とても私からセミリタイアの話などできません。
話したところで、おそらく簡単に馬鹿にされ、下手をすれば説教すらされるかもしれませんから。
私はいつも話を聞かされる度に、ただただ「そうですよね。大変ですよね。」などと言って相槌をしてさらりとかわしています。
このようにお金を常に必要としている人がいるからこそ、自分で気づかないうちに社畜となってしまう人が多いのかもしれません。。
(もちろん環境に恵まれず、やむをえない事情でそのような社畜の立場に置かれている人も多いのでしょうが。。)
私はできる限りお金の縛りから解放され、できる限りいつも自由でありたいと思っています。
そのためには「何があれば自分は足りるのか、満足するのか」ということが自分でわかっていないといけないと思います。
きっとそういうことがわからないと、欲に歯止めが効かなくなり、その結果自由から遠ざかってしまうことでしょう。
「何があれば自分は足りるのか、満足するのか」
そのことを常に見失わずに生きていきたい
いつもそう思ってます。