浅田真央さん、本当におつかれさまでした。
昨夜衝撃的なニュースが流れました。
浅田真央引退
正直ウソだろーという気持ちがありました。
しかし彼女の最近の姿を思い出し、「そっかー。。やっぱりなぁ」という思いが強くなりました。
まずは「本当にお疲れさま」そして「これまでいろいろ感動をありがとう」という言葉を伝えたいと思いました。
彼女は言うまでもなくフィギュアスケートの第一人者です。
幼少のころからの天才的な資質
誰からも愛され慕われる性格
そして陰で人一倍いや数十倍、数百倍努力している姿
これは誰もが認めることでしょう。
そして輝かしい経歴とともに繊細かつ華やかな演技の数々は多くの人の記憶に残っていることと思います。
しかしその一方でこういう印象がなんとなく私の中にありました。
恵まれているような環境にありながら、そのなかで何か報われないようなところがあるヒロイン
大きな周囲からの期待という重圧と自分の理想通り身体が動かない現実の狭間で葛藤しているヒロイン
最近の彼女の演技の印象としては、ピーク時の頃に見られたときのような純粋で華麗に飛び跳ねるような姿は、もはやすっかり影を潜めてしまった感がありました。
これは成長して大人になったことにあわせての演技構成もあるのかもしれません。
ただ、それとあわせて、なにか彼女に対して「痛々しさ」というものを感じるようになりました。
彼女自身、笑顔を見せることも少なくなり、逆になにか常に苦渋の表情を見せる機会が増えたような気がしていました。
なんとなくですが、もうそのころにはスケートへの気持ちが変わっていたのではないのでしょうか。
昨日発表されたブログを見ると、彼女の心の中で葛藤してきた思いが綴られています。
やはり相当苦しんできたことがうかがえます。
そして燃え尽きた気持ちも。。
とりわけ世間から、そして世界から常に注目されてきた人ですからね。
格別な思いの中で悩み悩んだうえでの引退という決断だったんだと思います。
本当にお疲れさまでした。
これからは十分休養して心身を整えてほしいと思っています。
そして再び笑顔あふれる元気な姿を取り戻し、新たな第二の人生を歩んでほしいと心から願っています。